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2022年3月31日 RiBi ニュース

OB interview「men’s hair salon Rude」野島良太さん

美容師の下積みは長くて辛いイメージ? 必ずしもそうではない。
卒業して10年ほどで、経営者となり思い描いた店をつくり頑張っているRIBI卒業生は多い。
そんなオーナースタイリスト3人へのインタビュー。

「離れてみて気づきました。やっぱりこの仕事が好きだなって」

men’s hair salon Rude(メンズヘアサロン ルード/三条市)

オーナー / スタイリスト
野島良太(31歳)※2022年学校パンフレット取材当時
2011年3月  美容科卒業
2020年3月  オープン(卒業後9年/29歳)

実は一度美容師を離れていたことがあるんです。でも、その時に幼馴染から結婚式に出るからセットしてくれって頼まれて。そのとき喜ぶ顔を見てやっぱり自分はこの仕事が好きだなって気づいて美容師に戻りました。

3店舗で経験を積み2年前に自分の店をオープンしました。もともとサロン経営者としてバリバリ頑張るぞみたいなタイプじゃなかったんで、店をやるなら「自分がお客さんならこういう店が嬉しいだろうな」という視点を大切にしました。そこで「もっと男性客が堂々と入りやすい美容サロン」をお店のコンセプトにしました。店作りはいつもお客さん目線です。業者さんから少し値上げしてもいいんじゃない?ってアドバイスされますけど、いいんです。良心的な価格で早くてカッコよくしてくれるお店のほうが通いやすいですよね。


大事にしたいのは、たとえば地元を離れて進学や就職した人が「野島さんに切ってもらうために髪伸ばしてきたんすよ」って来店してくれるとか、そういうのがめちゃくちゃ嬉しいんで、これからも「お客さんにどれだけ喜んでもらえるか」ってことを追求していきたいと思います。

▲men’s hair salon Rudeは「男性客が入りやすい美容室」をコンセプトにしたメンズサロン。店内には野島さんの趣味のサーフボードやコミックスなどが置かれ、男性が居心地のよい空間となっている。