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2022年3月31日 RiBi ニュース

OB interview「YOULAN」相田一樹さん

美容師の下積みは長くて辛いイメージ? 必ずしもそうではない。
卒業して10年ほどで、経営者となり思い描いた店をつくり頑張っているRIBI卒業生は多い。
そんなオーナースタイリスト3人へのインタビュー。

「お客さんの休日をデザインしたいから、美容だけでなくアートも」

YOULAN(ユオラン/新潟市中央区)

オーナー / ヘアデザイナー / イラストレーター
相田一樹(33歳)※2022年学校パンフレット取材当時
2009年3月  美容科卒業
2021年10月  オープン(卒業後12年/当時33歳)

これまで3店舗で経験を積みました。なかでも全国展開している大手サロンで店長業務を任せてもらえたことは、数字の作り方や、セミナー、教育プログラムのつくり方などの知識を得ることができました。

その後、業務委託というスタイルで働きながら趣味として始めたイラストレーターの活動で、少しずつ認知されオファーが来るようになりました。その頃から、美容だけじゃなくアートの持つ魅力やパワーを感じるようになりました。

僕が目指したいサロンはお客さんの休日を充実させてあげられる店。ヘアカラーをして気分が上がったところでオススメの出かける場所を紹介してあげたり、興味ありそうなことを提案できたり。でも髪を切るだけだと早くて月1回、長い方は3ヶ月に1回くらいしか会えませんよね。ライフスタイルの提案というには会える数が少ない。美容以外も色々な提案できたほうが良いし、できるならそうした場を作りたいと思い、アートやイベントを提供できるようにギャラリーを併設することにした。それがこの店のコンセプトです。

将来的には食の事業もやりたいと考えています。美容の枠に収まらず幅広く展開して、お客さんの休日をデザインできる美容師になりたいと思います。

▲イラストレーターとしても活躍している相田さん。2階には、さまざまなアーティストの作品を展示できるギャラリースペースを現在建築中。美容以外からもライフスタイルを提案したいというコンセプトの現れだ。